アルツハイマー症の原因は未だ良く解かっていない。現象としては、有害な蛋白質が増えて脳細胞が死滅することはわかってきた。このような状態であり、治療については、減少する神経伝達物質を補う対症的な治療が出てきたばかりで、後追いの間接的な治療でしかない。
従って、対策としては如何にして早い段階で兆候を発見し、対症できるかにかかってくる。
初期の予兆については、これも又十分には解明されていないが、以下の説が公表されている。
1.嗅覚機能の低下(米ラッシュ・アルツハイマー病センター(シカゴ))
2.嗜好の狭化による食の急激な減少による体重の低下
前2回で述べたような現象は高齢化では必ずといっていいほど起こってくるが、それに加えてこのような現象が出てきたら早期に診断を受けることをお勧めしたい。

